(ひ)
今年の初夏、
ひざしと風と緑が
いい感じになっていた
ことを詠む
ひざし風
溶け合い混じる
新緑と
まるみ。
ひざし かぜ
とけあい まじる
しんりょく と
まるみ。
今年の春、
日が明るく照って
眩しいくらいのとき、
手を額にかざして
そこいらを眺めると、
澄んだ空気のなかを
風が渡って行った
ことを詠む
日差し増し
手をかざし見れば
風光る
まるゆ。
ひざし まし
てを かざし みれば
かぜひかる
まるゆ。
ゆっくりとゆるーく参ります